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「コールサック」(石炭袋)109号 2022年3月1日

「コールサック」(石炭袋)109号 2022年3月1日

定価:1,320円(送料込)

目次

扉詩 方良里 ピエロ/冬の日 Ⅱ

特集 又吉栄喜小説コレクション/若松丈太郎著作集

大城貞俊  「又吉栄喜小説コレクション全4巻」案内
(2022年1月27日付琉球新報より転載)女性を描いた浪漫的な世界に新鮮さ
高良勉 小説群の全貌を知る(2022年2月1日付沖縄タイムスより転載)
八重洋一郎 又吉栄喜小説コレクション4「松明綱引き」解説
決意と行動による「文学的星座」
鈴木比佐雄 『若松丈太郎著作集全三巻』文明批評に新しい命
(2021年1月9日付福島民報より転載)
鈴木比佐雄 壮大な福島浜通りの文学史を構想していた「極端粘り族」
若松丈太郎著作集第二巻『極端粘り族の系譜』に寄せて

詩Ⅰ
淺山泰美 とおい春/秘密
末松努 いろ、いろ。
山﨑夏代 八月の少女
原詩夏至 蟋蟀/プロコフィエフ/ジャングル/蜥蜴/詩と真実/亀
藤谷恵一郎 時間/重力/親の愛/隠れん坊/
落としどころ/麦わら帽子の少女
あべ和かこ 夢みる屋根ねこ/道しるべ/
手を振る
佐々木淑子 シェリー
坂井一則 映画館
植木信子 冬の雷
詩Ⅱ
大竹雅彦 おろしあ百年坂
鈴木正一 あなたの遺言
井上摩耶 疲れちゃったよ/休ませてくれ
小山修一 ふつうの生活/窓/血豆
酒井力 光と影
風守  ラスト・コマンド/ライトニング・ゲーム
石川樹林 詩は流れる「いつまでも、語り続けよ…」/冬の中央線
坂本梧朗 飲食行為
宮川達二  木犀堂にて ―吉田秀和夫妻のこと―
狭間孝 球場からあの歌が聴こえる/第一番札所 先山千光寺にて
水崎野里子 わたしの東京五十三次(1)
外村文象 有名選手の引退に/風が強く吹いて/夜を学ぶ
みうらひろこ 放尿譚
詩Ⅲ
坂本麦彦 花曇りのある日
熊谷直樹 妖怪図鑑「枕返し」
勝嶋啓太 妖怪図鑑「影法師」
高柴三聞 私が私を見つめていた…
中原かな 格下げの真相
石川啓 ライ麦畑
柏木咲哉 絵/漫画家入門/元素記号/日々/孤独/通り雨/影踏み
東梅洋子 妄想とは
座馬寛彦 ひび、もしくは蛇
詩Ⅳ
日野笙子 わたしのつましい仕事場に 
榊原敬子 お母さん 子供の声は聞こえていますか?
植松晃一 在る/雪の色/私
青柳晶子 同い年
成田廣彌 ある見送り/ニバテの山/むがしばなしをしへるが/イヒヅナ見だつけな
近藤八重子 不安のち晴れ
秋野かよ子 新芽になった
琴天音 母の納骨  ― 二〇一四年四月一二日
二篇 踊り場/いいひと
貝塚津音魚 命のマスクに命を掛けられた
大城静子 小さきペンとの旅路
久嶋信子 生よりも 
鈴木比佐雄 夢見るアダンの実

俳句・短歌・川柳・狂歌

俳句時評 鈴木光影 現代俳句・短歌の「代理人」と「われ」
 ―堀田季何、木下龍也の著作から
俳句 福山重博
今宿節也 寒柝
水崎野里子 冬至
岡田美幸 日向ぼこ
原詩夏至 百千鳥
香焼美矢子 春風
松本高直 冬銀河
鈴木光影 除夜の鐘
川柳 水崎野里子 令和四年十二支「虎」
エッセイ 岡田美幸 「世の塵をぬぐう」俳人・井上井月
英語俳句 ディヴィッド・クリーガー(翻訳:水崎野里子)
戦争と平和句集
      花輪の冠 (1)
狂歌 高柴三聞 狂歌八首(令和3年9月から12月頃まで)とおまけ
「コールサック 108号」の俳句・短歌を読む
松本高直 ざっくばらんに面白く
短歌 原詩夏至 口髭
大城静子 小さきペンとの旅路
香焼美矢子 しゃぼん玉
福山重博 宇宙の隅で
座馬寛彦 ひとつの夜
短歌時評 座馬寛彦 『北緯43度』と『ダスビダーニャ』

詩Ⅴ

現代詩時評 原詩夏至 「裸眼」と「見えないもの」
― 小野十三郎と穂村弘 ―
詩誌評 植松晃一 不安や恐れを乗り越えて
詩集評 岡本勝人 連載 迷宮としての詩集(五) 背理する「現代詩」と現代の「歌詞」 「現代的課題」を変奏させる表現としての「詩」と「エッセイ」 (六)
小詩集 髙橋宗司 『深夜のパンジー』八篇
永山絹枝 『翡翠の水』四篇
柏原充侍 『風のかおり』六篇
佐野玲子 『無為のなか』四篇
高橋郁男 『風信』二十五
堀田京子 『新春静思』九篇

小説・創作

小説時評 宮川達二 連載第十七回 樋口一葉 ―『十三夜』の世界
小説 前田新 草莽伝 壮年期3
國武浩之 巴里のプロフィットロール
大人の童話 黄輝光一 ピック2(ピックと健太)春の運動会
創作 黄輝光一 宮沢賢治【愛と奉仕】/
【宮沢賢治の32の趣味と思想と肩書】

評論・エッセイ

評論 熊谷直樹 若き表現者を探し求めて(1)
野良クワガタを逃がす岡田さん
中津攸子 万葉集を楽しむ 十一 
万葉集の最古の歌と書名
永山絹枝 『近藤益雄を取り巻く詩人たち(一)』江口季好(その8)―障がい児のための教科書作り―
エッセイ 山﨑夏代 公園の午後
淺山泰美 一間洋館
原詩夏至 雛と少年 ―追悼・瀬戸内寂聴氏―
宮川達二 ノースランドカフェの片隅で 文学&紀行エッセイ 第三十一回 映画のモーツァルト
日野笙子 追憶の彼方から呼び覚ますもの 連載4 モノクロの鮮烈な講義 ―パプーシャと谷川俊太郎
小島まち子 アメリカ東海岸に住む(10) 万延元年遣米使節団と「かしこいトミー」と
歌われたサムライ

書評

甲斐洋子童話集『すみれからの手紙』
熊谷直樹
長谷川節子
坂井一則詩集『夢の途中』
池下和彦 対の着眼の妙
照井良平 祈りのかなたが視える詩集
尾野寛明・中村香菜子・大美光代著『わたしをつくるまちづくり 地域をマジメに遊ぶ実践者たち』
竹端寛 「100人の普通の人」に贈る一冊
鈴木光影 わたしを大切にまちと共に生きる、小さな希望の書
加賀乙彦散文詩集『虚無から魂の洞察へ』
速水晃 長編小説『宣告』『湿原』抄を読む
天瀬裕康『混成詩 麗しの福島よ―俳句・短歌・漢詩・自由詩 で3・11から10年を詠む』
こまつかん 大河のような書
谷本多美子 「核発電」が存在することへの不条理
髙橋正人『高校生のための思索ノート ~アンソロジーで紡ぐ
 思索の旅~』
太田孝 文学や映画などから「ふくしま創世の物語」を思索する
福田淑子 文学教育の曲がり角の道しるべ
堀田京子詩集『吾亦紅』
水崎野里子 老いとコロナと挑戦と
鈴木比佐雄 「吾亦紅」に新たな花言葉を宿して生きる人
おおしろ房句集『霊力の微粒子』
市原千佳子 おおしろ房様
黄輝光一『告白 ~よみがえれ魂~ 増補新装版』
鈴木比佐雄 『あなたは正しい』と「他者への愛」を創造する人


アンソロジー詩歌集呼び掛け文(再掲載)
鈴木比佐雄 詩・俳句・短歌は百年後に闘病と再生の記憶をいかに伝えられるか 『闘病・介護・看取り・再生詩歌集 ――パンデミック時代の記憶を伝える』に参加を呼び掛ける

編集後記 鈴木比佐雄
編集後記 鈴木光影
編集後記 座馬寛彦

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